いつものようにGoogle ChromeでWebサイトにアクセスしようとしたらエラーで表示されませんでした。
このサイトにアクセスできません
https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/ のウェブページは一時的に停止しているか、新しいウェブアドレスに移動した可能性があります。
ERR_HTTP2_INADEQUATE_TRANSPORT_SECURITY
「ERR_HTTP2_INADEQUATE_TRANSPORT_SECURITY」というエラーによってアクセスができなくなってしまっているようです。
記事執筆時点で分かっている情報をまとめると、
- Google ChromeやBraveなど、一部のChromium系ブラウザでアクセスできなくなる。
- さくらインターネットのサーバーを使った一部のサイトにアクセスできないらしい。
- TLS 1.3というプロトコルに対応していないサーバーだとアクセスできない可能性。
- ウイルスセキュリティソフトが干渉している。
原因がサーバー側にあるのかウイルスセキュリティソフト側にあるのかは不明なものの、とりあえずウイルスセキュリティソフトの設定を変更すればアクセスできるようになります。
ウイルスセキュリティソフトが干渉するようになった原因についてさらに調べてみたところ、セキュリティソフトウェア開発会社であるGen Digitalの「Gen Threat Labs」というデータを使っているソフトに問題があるのではないかと思います。
Gen Digitalが開発しているウイルスセキュリティソフトはNorton、Avast、Avira、AVGの4つあり、私が使っているウイルスセキュリティソフトのAvast Free Antivirusもアップデートで「Webガード」という機能が追加されてからエラーが発生するようになりました。

SNSなどで同様の報告を上げている人もNortonで設定を変更すればエラーが解消されアクセスできるようになったとのこと。
修正されるまでは設定を変更するしかありませんが、機能をオフにするとその分セキュリティが甘くなるので注意してください。
Avastの場合:「設定」ページの「保護」にある「メインシールド」を選択して「Webガード」にある「HTTPSスキャンを有効にする」をオフにするか、「設定」ページの「一般」にある「例外」を選択して該当するURLを除外設定する。
Nortonの場合:「設定」ページの「機能」にある「セーフウェブ」を選択して「HTTPSスキャン」をオフにするか、「除外」タブから該当するURLを除外設定する。
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